太陽光発電システムの発電効率を維持するためには、定期的な点検が重要です。従来の点検方法は人がパネルを一つ一つ目視で確認するため、時間と労力が必要でした。
そこで当社で導入したのが、ドローンを活用した太陽光パネル点検サービスです。ドローンは広範囲を短時間で撮影が可能で、人の立ち入りが困難な場所でも安全に点検できます。さらに赤外線カメラを搭載することで、目視では確認できない内部の異常も発見できます。
ドローン点検サービスについて
ドローンによる太陽光パネルの外観点検にて、パネルの割れや劣化を確認します。
ストリング断線・クラスタ故障の検出
ドローン搭載のサーモカメラにて売電損失の原因になる「ストリング断線」と「クラスタ故障」を発見できます。
写真の白く映っているパネルが発電していません。
ストリング断線
太陽光パネルのケーブルが断線した状態です。
断線した箇所はストリング単位で発電しなくなります。
目視でも発見可能ですがサーモカメラによって時間短縮できます。
クラスタ故障
太陽光パネルの内部が故障している状態です。
クラスタが1カ所故障するごとに発電力が大きく低下します。
目視では見つかりませんが、サーモカメラで発見可能です。
ドローンを活用するメリット
短時間で広範囲を点検可能
従来の目視点検に比べ、圧倒的なスピードで点検が可能。
広大なメガソーラー発電所でも、短時間で効率的に点検が可能に。
山間部や高所にある太陽光発電所も、ドローンで安全に点検が可能。
高精度な点検
赤外線サーモカメラでの撮影で、目視では発見できないパネル内部が断線するクラスター断線の検出も可能。
コスト削減
人件費や交通費削減になり、ドローン点検にかかるコストカットを実現。
定期的な点検を行うことで発電効率の維持とトラブルの早期発見が可能になり、長期的なコスト削減にも貢献。
※作業時間短縮の短縮について
人力の目視点検と比較し50%以上短縮 ※当社実績による
(例:50MW発電所 人:約30日 → ドローン:約5日間)
ドローンの型式
DJI Matrice300 RTK
対応地域
九州、他は要相談
保証について
ドローンが墜落などで物損した場合、各種賠償保険に加入済
その他、注意事項
- 梅雨時期はサーモカメラ判別が難しいため実施しておりません。
- 点検計画など当社での事前準備がありますので、点検のご依頼は1か月以上前からお願いします。